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儲かっている日サロオーナーの考え方(2)

前回は消費と投資つまり「お金」についてお話しましたが、

 

今回は「時間」です。

 

日サロではオーナーが自ら店長をしているケースが多いと思いますが。

あなたも店長兼任ですか?

 

あなたが日サロの店長を兼任する理由は主に以下のとおりでしょう。

・人件費の節約

・日サロが好きでやっている

・自分でやったほうが売上が上がる

 

 

日サロが好きで店長をやっている方は半分趣味なので仕方ありませんが、

それ以外の方はこの時間をうまく使わないと苦痛かつ儲からないという最悪の事態に

陥りかねないので気をつけましょう。

 

「自分でやったほうが売上が上がる」というのは当たり前すぎて言うまでもないですが、

人件費の節約のために・・・

 

というオーナーさんは少し話を聞いてください。

 

バイトの代わりに自分がシフトに入った場合、

一体いくら経費の節約になりますか?

 

時給1000円だったら

 

1時間1,000

10時間で10,000

300時間で30万円ですよね。

 

 

オーナー自らこれだけシフトに入ったら

頑張った甲斐があった!良かったよかった!

 

ってなりますか?

 

 

冷静に考えればあなたは日サロオーナーという立場でありながら

時給1,000円、月給30万円分しか働いていないことになります。

 

あなたの人件費ってそんなに安いですか?

 

そんなことはない!

店の利益を足せばもっと多い!

 

と言うかもしれませんが、

 

日サロという店舗が稼ぎ出した利益g(資本所得)

とあなたの労働で稼いだ収益r(労働所得)

は別物と考えるべきです。

(詳しくは「21世紀の資本」)

 

 

rとgの関係はここでは説明しませんが、

 

オーナー自ら30万円分働いた場合の利益が50万だとしたら、

バイト代に30万払ったら利益は20万になります。

 

単純に比較すれば50万 > 20万  ですが、

 

労働時間で割ると

50万/300時間 < 20万/0時間

 

毎日管理のために1時間だけ出勤したとしても

50万/300時間 < 20万/30時間

 

あなたの労働時間あたりの収益は自らシフトに入るよりも

アルバイトを使ったほうが多くなります。

 

 

これは考え方なので絶対ではないのですが、

儲かっている日サロオーナーはそもそも労働所得を稼ごうとは考えていません!

 

そしてその代わりに何らかの方法でそれ以上の収益を上げています。

多店舗展開、別の事業などオーナーにより様々ですが、

日サロ1店舗だけの場合にも当てはまりますので検討してみてください!

 

 

それが出来れば苦労しないよ!

とよく言われますが・・・

 

今すぐは無理でも何とかしていかないと10年後も20年後も

ずっと日サロという箱の中で労働を続けなければなりません。

 

 

 

 

前回の「お金」と今回の「時間」

 

共通点があるのがわかりますか?

 

 

儲かっている日サロオーナーは「お金」も「時間」も

借入れやアルバイトを使うことで

自分のお金と時間を減らさずに

つまり体力を温存した状態で日サロを経営しています。

なのでチャンスがあればいつでもマシンや店舗を追加できます。

 

対して借入れを恐れて自己資金を減らしてしまったり

人件費を削るために自らの時間を使ってしまったら、

とても多店舗展開は出来ませんし、それ以上にぎりぎりの

体力のない状態で日サロ経営を続けなければなりません。

 

 

 

 

あなたは儲かっている日サロオーナーの考え方を取り入れて

ゆとりある日サロ経営を目指しますか?

 

 

すべてあなたの考え方次第です。